TOP MESSAGE

私自身「自由」に
仕事がしたかった。
やりたいことをやらせてくれ、と
気概をもって言える人と
いっしょにやりたい。

誤解を恐れずにいえば、「定年までがんばります」という人はKSGには向いていないと思います。たとえば「いつか自分で経営したい」という野心を持っている人がいいですね。あるいは「自由にやりたい」という人もいい。私自身がそうですから。成果を出すからやりたいことをやらせてほしい、と。私の場合は「独立したい」「社長になりたい」という気持ちとはちょっと違って、とにかく自由に仕事がしたかった。ここでいう自由は責任とセットですね。プロ意識をともなった自由、という言い方もできます。たとえばKSGは週休3日制を導入していますが、この3日間をどう使うか、プロとして過ごせるかは非常に大事です。もちろん休みですから時間の使い方は自由なのですが、自由であるからこそ個々に差が生まれる。オンもオフも自己管理ができる人だといいですね。そもそもセルフコントロールがしっかりできなければ、この仕事で成果をあげるのは難しいと思います。

ここ数年、KSGは企業再生事業に力を注いできました。この事業は非常に社会性のある仕事です。経済合理性を追いかけるだけのビジネスは、「誰かが儲かれば誰かが損する」という結果になりがちです。しかし、私たちがこれまで手がけてきた再生事業は、関係する方々や企業のほぼ全員に感謝していただけた。片方の利益のためではなく、他方の利益やメリットも生み出してきた。そんなオールハッピーを実現できる魅力が企業再生事業にはあります。仕事がうまくいけばもとより経済性もついてきます。KSGの利益も生まれますし、個人としてのリターンもあります。再生案件を自分でつくり、自らソーシングをした案件の株式をあたえられるケースもあります。現に自分自身の資金を投下して、それが数倍になった社員もいます。これは一般的なM&A仲介業者ではなかなか得られないかたちではないでしょうか。企業再生に限りません。KSGはすべての仕事において、社員があげた成果に対して大きな報酬を得る仕組みを考えています。

私たちの仕事は、クライアントから「会社の運命をあずける」と言われているようなものです。だからこそつねに新しいことにぶつかっていく強い気持ちがなければ、クライアントの期待には応えられません。日々挑戦です。教科書どおりのやり方で通用するほど簡単な仕事ではないですから。自分の頭で考える。自分自身で仕事をつくりだす。そういう人がKSGという組織を強くしてくれると期待しています。今後の構想のひとつとして、企業再生事業はKSGの柱として強化していくつもりです。とりわけ年商50億円規模の再生案件は、需要が多いにも関わらずプレーヤーは多くない。ブルーオーシャンと言ってもいい。KSGはそこを戦略的に狙っていきます。近いうちに「年商50億円規模の再生をやらせたらKSGが国内ナンバーワン」と評されるようになりたい。その一翼を担ってくれる人に当社の門を叩いていただけたらうれしいです。

代表取締役社長

寺崎 公彦